香水を使いたいあなたへ!香水の香りについて解説するよ
香りのニュアンス紹介します。
スタンダードな香りのニュアンスとして、フローラル系、オゾン系、グリーン系、フゼア系、シプレー系、シトラス系、オリエンタル系、グルマン系。
香水のニュアンスの種類と特徴
フローラル系の香り
フローラル系の香りは最もスタンダードなタイプのノートで、優美な天然の香りです。数種類の花をブーケ(花束)にしたものが主流ですが、一種類の花のみでつくられたものなどもあります。
グリーン系の香り
グリーン系の香りは、朝露に濡れたような、みずみずしい若草の香りです。さわやかなニュアンスの代表格です。ただし、植物系香料の違いによって、リラックスさせるのも、スパイシーな印象のものもあります。
シプレー系の香り
ジプシー系の香りは、端正でフォーマルな印象の香りです。苔やベルガモット(柑橘系)などを使ってつくられることが多いものです。メンズフレグランスの主流をなす香りですが、ゲランの名香ミツコもこの仲間です。
オリエンタル系の香り
オリエンタル系の香りは、東洋のミステリアスなニュアンスを表現するノートです。サンダルウッド×アンバーのように、中近東のスパイスやアジアの香り、セクシーな動物性香料などを効果的に使って調香します。
フゼア系の香り
フゼア系の香りは、キリっとしたフォーマルな印象でメンズ向きの香りです。オークモスと呼ばれる、樫の木に生える特殊な苔をベースにつくられます。ウビガン社の名香フジュールロワイヤルが最初につくられました。
シトラス系の香り
シトラスとは英語で柑橘系の植物を意味。レモンなどのさわやかな香り立ちが印象的なノートです。オーデコロンなどライトなフレグランスや、トップノートに使われることが多いのが特徴です。
グルマン系の香り
グルマン系の香りは、ピーチやバニラ、お菓子のフレーバーにも使われるような甘くておいしそうなニュアンスで、ガーリッシュな愛らしさを表現したノートです。
ちなみに、グルマンとは美食家のこと意味します(笑)